トマト・ミニトマトは他の作物に比べ、茎や葉の生長が早く、グングンとその茎を伸ばしていきます。
その中で、適切に脇芽を取ることで、実の付きがよくなり、おいしいトマト・ミニトマトをたくさん収穫することができます。
トマトがたくさん成ると収穫も楽しいです。
そこで、今回はトマト・ミニトマトの脇芽とりについて、実際の作業を交えて説明していきたいと思います。
トマト・ミニトマトの脇芽とは?
トマト・ミニトマトの脇芽とは、主枝と葉の間に分岐して生えてくる芽のことで、脇芽をそのままにすると、その脇芽に栄養が使われ、新たな茎として生長していきます。
脇芽に栄養が取られてしまうため、主枝に実るトマト・ミニトマトに栄養が行き渡らず、実る数も味も落ちてしまいます。
また、脇芽が生い茂ってしまい、風通しが悪くなったり、十分な日が当たらなくなったりと、結果的に生長の妨げになってしまいます。
その為、脇芽を取ることで主枝に十分な栄養を行き渡らせ、風通しや日の当たりが良くなり、おいしいトマト・ミニトマトの収穫量を上げることができます。
トマト・ミニトマトの脇芽を取る
トマト・ミニトマトは生長が早く、あっという間に茎が伸び、葉も生い茂ってきます。
トマトの実も少しずつ青く実ってきています。
ミニトマトも同じように実ってきているのがわかります。
その中で、主枝と葉の分岐部分にも脇芽が生長してきています。
このような脇芽を取ることで、主枝に栄養がいきわたり収穫量があがります。
脇芽はハサミなどで切り落とすのではなく、手で折るように取ります。
ハサミなど使うと、そこから雑菌が入り病気になりやすくなってしまいます。
また、脇芽とりは晴れた日に行います。
雨の日に脇芽取りを行うと、この場合も切り口から雑菌が入りトマト・ミニトマトが病気になる場合があります。
脇芽は放っておくとこのようにあっという間に生長してしまいます。
この脇芽に栄養が取られたり、生い茂りすぎて風通しが悪くなってしまいます。
なので、脇芽は適切に取っていくことで、おいしいトマト・ミニトマトがたくさん収穫できるという訳です。
トマト・ミニトマトの脇芽とりまとめ
トマト・ミニトマトは生長が早く、脇芽とりも適切に行なっていきます。
脇芽を取ることで、主枝に栄養が行き渡り、また風通しや日当たりもよくなり、結果的においしいトマト・ミニトマトがたくさん収穫できるようになります。
たくさんのトマト・ミニトマトの収穫を楽しむことができるので、ぜひ適切な脇芽とりを行ってみてください。