秋頃になると畑でよく見られる光景にさつまいもの芋掘りがあります。
このさつまいもの芋掘りは子供の頃に体験したことのある人も多いのではないでしょうか?
たくさん掘れるとうれしくなったものです。
今回は、さつまいもを家庭菜園で育てて芋掘りをして収穫してみたので紹介していきたいと思います。
さつまいもの苗を植える
霜が降りる危険がなくなってくる5月上旬〜6月下旬頃、畝を作ってさつまいもの苗を植える準備をします。
畝にはマルチを使用し地温の確保、雑草や乾燥の防止をします。
さつまいもは植え方によって芋のでき方が変わってきます。
バローナビ さつまいも栽培の手引
今回は活着のしやすい斜め植えで栽培してきます。
苗をポットから取り出し、根を傷つけないように土を落としほぐします。
苗を斜めに植えるために、竹などの棒を利用し斜めに棒を差して抜くと斜めに穴を開けることができます。
できた穴に苗を差し込みしっかりと土を被せ植え込みます。
このとき、節をしっかりと土の中に植え込みます。
そうしないと吸収根ばかりとなってしまい芋ができない可能性があります。
さつまいもの植え付け後の管理方法
生育が進んでくると、つるが這い地面を覆っていきます。
つるが地面を覆う頃、節が地面に触れると根を出してきます。
その為、時折つるを上に持ち上げてひっくり返す「つる返し」を行い、つるの節から出た根を切る作業を行っていきます。
「つる返し」を定期的に行うことで、根に余分な栄養を取られなく芋を太らせることができるようです。
さつまいもの収穫
植え付け後、 120〜140日ほどで収穫時期を迎えます。
目安として、このように葉が黄色く枯れてきた頃が収穫タイミングの目安となります。
さつまいもを掘り起こすに当たり、つるが生い茂っていて邪魔になるので、ハサミなどでつるを切っていきます。
その際は、先が細い園芸用のハサミを使用すると作業がしやすいかと思います。
つるを切ってさつまいもを掘りやすくしたらいよいよさつまいもを探していきます。
勢いよく土を掘っていってしまうとさつまいもを傷つけてしまうので、スコップなどで丁寧に土をどけていきます。
ある程度掘り進めるとさつまいもが顔を出します。
丁寧に周りの土も掘っていきしょう。
このように、さつまいもがたくさん出てくるかと思います。
自分で育てたさつまいもがたくさん出てくるとわくわくしてきます。
掘ったさつまいもは並べて午後いっぱい干し、表面が乾いてから保存します。
注意点として、霜にあたると収穫した芋の保存性が悪くなるため、霜が降りる前に収穫を済ませます。
さつまいも栽培まとめ
自分で栽培したさつまいもで芋掘りが体験できると一段と楽しくわくわくすることができます。
ぜひ家庭菜園でさつまいも掘りを体験してみてはいかがでしょうか。