家庭菜園でトウモロコシを栽培し、順調に成長していく中で、風などでどうしてもトウモロコシが株元から倒れてしまうことがあります。
せっかく順調に成長しているのに、どうすれば。。。
倒れてしまった場合はどのような対策をするのがいいのでしょうか?
トウモロコシはなぜ倒れる?
トウモロコシは成長してくると、茎は太くなり背丈が高くなってきますが、その割には根は浅く張っています。
その為、背丈が伸びることで風の影響を受けやすくなり、根の張りも浅いために倒れてしまうことが多いのです。
トウモロコシが倒れた場合の対策
結論から言うと、無理に起こさないでそのままにしておくことです。
無理に起こすと、トウモロコシは根の張りが浅い為、根や株を傷つけたりしてしまい、成長を弱めてしまう可能性があります。
ですので、もし倒れてしまっていても、そのままにしておくといいです。
ただし、根が露出してしまっている場合は、盛り土をした上で無理に起こさずそのままにしておきます。
どちらにせよ、トウモロコシは倒れてしまっていても、自力で起き上がってきます。
トウモロコシが倒れた場合の実例
トウモロコシが発芽し、本葉が4〜5枚になったころ、間引きを行うことで、順調に成長し背丈も伸び、株元も太くなってきます。
そんな中、強い風が吹いた日があった為、いくつかの株は倒れかけていたり、ものによっては完全に倒れてしまいました。
このようにトウモロコシは順調に成長していくと、背丈は随分と伸び、株元もしっかりと太くなってきます。
しかし強い風が吹いていた為、このように株元から倒れかけてしまっているトウモロコシがありました。
こちらは完全に倒れてしまっています。
よく見てみると、株元の根も露出してしまっています。
その為、根が露出してしまっている株に関しては、盛り土を行います。
スコップを使って行うと根本に土を盛りやすく適量を盛ることができると思います。
盛り土を行ったら、土を軽く押し固めます。
盛り土をした後は、無理にトウモロコシの株を起こさないで、そのままにしておきます。
無理に起こさずとも、数日でトウモロコシは自力で起き上がってきます。
他に倒れてしまっていて根が露出している株に関しても同じように盛り土をしておきます。
このように、特に根が露出していない株に関しては、盛り土をせず、また無理に起こさずこのままの状態にしておきます。
なにもしなくても自力で起き上がってきます。
トウモロコシが倒れた場合のまとめ
トウモロコシが風などで倒れてしまった場合は、根の張りの浅いトウモロコシは、無理に起こさなくても数日で自力で起き上がってきます。
その為、根が露出している株に関しては盛り土をし、そのままにしておいても問題はありません。
トウモロコシが倒れた場合の対策後
その後、トウモロコシは自力で起き上がり、問題なく育ちました。