畑栽培家庭菜園の記録

トウモロコシがハクビシンの被害にあった衝撃の現場とは?

畑栽培
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畑のトウモロコシの実が大きくなり、ひげも茶色くなってきた為、いよいよトウモロコシの収穫時期を迎えようとしていました。

そんな中、最も恐れていたハクビシンによる食害が起きてしまいました。

管理人
管理人

トウモロコシが食い散らかされている光景はまさに衝撃です…

そこで、今回は、少しでもハクビシンによる食害の対策の参考になるよう、被害を公開していこうと思います。

ハクビシンとは?

ハクビシンとは、体長100cm前後のジャコウネコ科の哺乳類です。

ハクビシン(白鼻芯)の名の通り、額から鼻にかけて白い筋がはいっています。

夜行性で、木登りが得意で、平地から山地に生息します。

一年中子どもを産み、人家の天井裏などに住み着き子育てをしますが、ねぐらは複数あり、転々として生活をしています。

雑食性で、果実や野菜などの農作物を好んで食べます

トウモロコシのハクビシン被害

トウモロコシ畑を見に行くと、いつもと違う光景が広がっていました。

ひげも茶色くなってきて、いよいよ収穫が間近に迫っていたトウモロコシが見るも無残な姿になっていて、そこら中に食い散らかされていました。

最初はカラスによる鳥害を疑いましたが、鳥害対策で、防鳥糸をトウモロコシの周りに張っていました。

また、茎が倒れたり折れたりするくらいにトウモロコシの実を剥がして食い散らかされており、鳥害のように実をつついて食べられたわけではなさそうだったので、カラスによる被害では低いと考えました。

以上より、これは鳥類ではなく、獣類で、しかもこの区域で被害をよく聞く、ハクビシンによる食害だと結論づけました。

被害のあったトウモロコシの片付け

このままの状態では虫がたかったり腐って悪臭が広がってしまうため、早急に被害のあったトウモロコシを処分していきます。

ちらかったトウモロコシの残骸等を集めて袋に集めていきます。

トウモロコシの実が全て被害にあったものは茎ごと伐採していきます。

伐採したトウモロコシも処分するため集めていきます。

そして最終的に、なんとか栽培を続けられそうなトウモロコシが2本だけになってしまいました。

今回のトウモロコシの栽培では、畝を2本準備しそれぞれ2条、1条で栽培を始めていた為、ほぼ全滅といっても過言ではない状態となってしまいました。

ハクビシンの対策をする

そこで、さらにハクビシンによる被害を防ぐために対策を行っていきます。

行った対策は、トウモロコシにビニールを被せ、物理的に食害が出来ないようにしました。

まずはビニールを被せる前に、アブラムシ等が付いていると問題なので、やさお酢で害虫対策を行っておきます。

そしてトウモロコシに軽くビニールをかぶせ固定します。

その際、ビニールに少し穴を開けて通気性を確保しておきます。

このようにトウモロコシにビニールを被せることで物理的に被害を防ぐことができると考えました。

これでハクビシンによる食害を防ぐことができることを期待します。

ハクビシン対策の注意点

なお、ハクビシン等の獣類や鳥類からの被害の対策で、捕獲などを行う場合、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」により、無許可での捕獲は禁止されています。

捕獲等を考えている場合はお住まいの自治体などに相談の上、行ってください。

ハクビシン被害のまとめ

いよいよ収穫が間近に迫った作物を狙ったかのように食い散らかしてしまうハクビシン。

ハクビシンの被害にあった作物は見るも無残な状態になってしまい、その現状を見ると悲しい気持ちになってしまいます。

家庭菜園で作物を育てる際、こういったハクビシンのような獣類に対する対策も必要になってくると改めて考えさせられました。