夏になると、必ず食べると言ってもいいくらいの作物でもあるスイカ。
暑い日に冷やしたスイカを食べるのは格別です。
冷たいスイカが体に染み渡ります。
今回は、そんなスイカの栽培方法をシェアしていきたいと思います。
スイカとは?
スイカとは、果糖やブトウ糖などの糖質が多く含まれていて、疲労回復によく効く夏の野菜です。
また、ビタミンA、B1、B2、Cなどが含まれていて栄養価が高く、赤い果肉はリコピンとカロテンによるものです。
大きさには、大玉や小玉があり、形は球形、楕円形、皮には縞があるもの、無いものと、とても品種が多くあります。
果肉も赤や黄色といったものがあります。
栽培する場合は、スイカは高い気温と強い光を好む野菜で、日当たりがよい畑でよく育ちます。
土壌はあまり選びませんが、水はけがよいことが条件です。
種まきから栽培を始めた場合、定植期までにおよそ40〜45日ほどかかり、また、その間は25~30℃になるよう保温が必要な為、初心者などは苗を購入して栽培を始めたほうがいいかと思います。
スイカの苗を購入
今回畑で栽培するスイカは、大玉の品種を選びました。
また、病気や虫に対して強い接ぎ木のタイプを選びました。
スイカ栽培の畝を作る
スイカは地面に這って成長していく為、畑の中央に畝を作ります。
畝の幅は、約90cmで作りました。
この畝に3株を植えていきます。
スイカ栽培の畝にマルチを敷く
作成した畝にマルチを敷きます。
風でバタつかないよう、マルチシートの端をしっかりと土で抑え、上にも土を掛けておきます。
敷いたマルチに3株を植えられるよう等間隔に穴を開けておきます。
この穴に、購入したスイカの苗を植えていきます。
スイカの苗を植える
購入したスイカの苗を、マルチに開けた穴に植えていきます。
植える際は、ポットの土が完全に埋まるように土に穴を開けておきます。
スイカの苗をポットから出すときは、土が崩れないようしっかりとポットから出します。
接ぎ木のスイカの苗を植える際の注意としては、接目は土に埋めないようにすることです。
接目を土に埋めてしまうと、そこから根が出てしまい、接ぎ木の効果がなくなってしまうからです。
スイカの苗を植え付けたら、水をしっかりと与えます。
スイカの畝にトンネルを張る
スイカは高温で乾燥を好む作物なので、マルチやトンネルで、雨による多湿や低温を防ぎます。
トンネルは不織布を利用しました。
トンネルの裾は隙間ができ、風などにあおられ剥がれてしまわないように土などでしっかりと固定します。
スイカ栽培の苗植えまとめ
夏になると定番のスイカ。
接ぎ木の苗などで栽培することで、初心者でも簡単に栽培を始めることができるため、この夏はスイカにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?