パクチー(コリアンダー)の種をプランターに蒔いて発芽後、本葉が出てきたタイミングで、生育のいいパクチーの芽を残し、他の芽を間引いていきます。
芽が混み合っていると生育が悪くなるので、間引きは大切です。
間引きを行って、元気なパクチーを育てていきましょう。
パクチーの発芽
パクチーの種をプランターに蒔いて、およそ1ヶ月位が経った状態です。
パクチーの種をプランターに蒔いた際、土の上に線を引くように溝を付け、その中に種を筋蒔きしていきました。
そのため、パクチーが直線上にかなり密集した状態で発芽しているのがわかります。
パクチーの種をプランターに蒔いていく様子はこちら以下で紹介していますので是非確認してください。
発芽してだいぶ密集している為、一度間引きを行って行きたいと思います。
この密集した状態から間引きを行うことで、パクチーの芽の間隔に余裕を持たせ、元気な芽を成長させていきます。
ただし、いきなり全てを間引きするのではなく、ある程度は残しつつ、成長していく中で徐々に間引きを行っていきます。
パクチーの芽を間引きする
パクチーの芽は、まだ小さい状態では根の張りが弱いため、そのまま引き抜いて間引きを行うのではなく、ハサミ等で間引きする芽を切っていきます。
こうすることで、生育のいい苗も一緒に抜いてしまうことを防ぐことができます。
芽が密集していて、小さく抜けやすい為、細かいところも作業がしやすい園芸用のハサミで作業すると他の芽を傷つけたり抜いてしまうようなことは少ないかと思います。
密集しているパクチーの芽をよく見てみると、2本セットで発芽している芽があることがあります。
これは、パクチーの種は硬い殻で覆われており、その中に2粒の種が入っているものがある為に、その2粒が同時に発芽してこのように2本セットになっています。
生育のいいパクチーの芽を残し、それ以外を園芸用ハサミで切って間引きを行っていきます。
間引く際は、完全に密集状態をなくしていくのではなく、生育をしていく中で、徐々に間引きを行っていきます。
これは、パクチーの芽は早いうちは根の張りが弱いため、パクチーの芽同士が支え合う形になり、芽が抜けてしまったりするのを防ぐためです。
なので、完全に間引いてしまうのではなく、ある程度の密集度は残して間引いていきます。
まだ発芽して間もなく、このようにまだまだ小さい芽ではありますが、間引いた芽の香りを確認してみると、すでにパクチーのあの独特の香りがします。
このような間引いた小さな芽でも、しっかりとした芽のようにパクチーのいい香りがしました。
パクチーの間引きまとめ
今回、プランターで栽培しているパクチーの間引きを行いました。
それぞれ発芽していってかなり密集していたので、余裕を持たせるために間引きを行いました。
その際は、ある程度残すことで、根の張りが弱い時期に芽が抜けてしまうことを防ぎます。
このように間引くことで、パクチーをよりよく成長させていきます。
パクチーの間引きその後
パクチーの間引きを行ったため、しっかり育って、無事収穫ができるようになりました。