夏野菜の定番のナスは、夏の暑さにも強く、また雨にも比較的強いため、家庭菜園でもよく栽培されています。
夏野菜の代表格のナスを育てよう!
今回は、そんなナスを苗から育ててみたので、栽培方法をシェアしていきたいと思います。
ナス(なす・茄子)とは
ナスとは、ナスニンと呼ばれる紫の色素の皮を持つ野菜です。
煮物や天ぷら、漬物と幅広く使える食材で、特に油との相性がよく、揚げ物や炒め物に向いています。
栽培するにあたり、ナスは日当たりのよい場所を好み、日照時間が長く、日射量が多いほど収量も多くなります。
「ナスは水で育つ」といわれるくらいで、水が不足すると、生育が悪くなってしまいます。
種まきから栽培を始めた場合、定植期までにおよそ60〜80日ほどかかるため、初心者などは苗を購入して栽培を始めたほうがいいかと思います。
ナス栽培の苗を購入
今回畑で栽培するナスの種類は千両2号というナスを選びました。
千両2号は、ナスの栽培の代表品種で、品質がよい長卵形のナスになっています。
スーパーや八百屋で夏の暑い時期に、いちばん出回る品種のようです。
ナス栽培の畝を作る
今回は、1条で栽培するために、畝幅が90cmの畝を作ります。
この畝に株間50cmほどで栽培していきます。
ナス栽培の畝にマルチを敷く
夏に向けて栽培する為、雑草の予防や土壌の保湿目的で、作成した畝にマルチを敷きます。
風でバタつかないよう、マルチシートの端をしっかりと土で抑え、上には石を置きます。
敷いたマルチに株間50cmになるように穴を開けておきます。
この穴に、購入したナスの苗を植えていきます。
ナスの苗を植える
購入したナスの苗を、マルチに開けた穴に植えていきます。
植える際は、ポットの土が完全に埋まるように土に穴を開けておきます。
ナスの苗をポットから出すときは、土が崩れないようしっかりとポットから出します。
ナスを植えた後は、風などで苗が倒れたり折れたりしないように、支柱に苗を誘引します。
誘引する際は、苗や茎を傷つけないようにするために、ひもを8の字にするように縛るといいです。
ナスの苗を植え、支柱による誘引が終わったら、最後に水をよくあげておきます。
ナスは水不足になると生育が悪くなるため、土が乾燥気味にならないように気を付けていきます。
ナス栽培の苗植えまとめ
いかがでしたか?
夏野菜の定番で家庭菜園でもよく栽培されているナス。
種からの栽培は少しハードルが上がりますが、苗からであれば容易に栽培を始められるので、栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ナス栽培の苗植えのその後
ナスを苗から栽培して無事収穫することができました。
その様子を紹介します。