大根を栽培していてそろそろ収穫時期を迎えました。
今回の大根栽培は種からの地植えで種を蒔いて特になにかお手入れをしたかと言うと、土が乾いてきたら水を上げる程度で、基本的にはあまり手をかけないで栽培しました。
大根は比較的栽培がしやすい野菜の一つだと思います。
ところが、いざ収穫してみると虫食いのあとがかなりあり、穴だらけになってしまっていました。
今回はそんな穴だらけの大根の収穫の模様を公開していこうと思います。
大根の様子
畝を2本作り、マルチシートを敷いたり、トンネルを張ったりはせず、それぞれに6箇所種を蒔いて地植えをしました。
時々土の乾燥状態を見て、乾いていたら水をあげる程度の手の加えようで、基本的に放置気味で栽培していました。
それでも意外と育つもので、葉の量や勢いはあまり感じられませんが、それでも無事、収穫時期を迎えました。
なので、大根を順次抜いていくことにしました。
穴だらけの大根の収穫
ところが、いざ収穫しようと大根の様子を見てみると、なんだか虫に食われたかのように、土から出ている頭の部分がかじられたようになっていました。
こちらの大根も同様に、かじられた跡、更には、穴があるのがわかります。
その他の大根も同様で、土から出ている部分の大半はこのように虫食いの跡が見られました。
このように穴が開いた状態でしたが、いくつか大根を抜いて収穫を行いました。
意外と立派にできていて、土を洗い落としてみると、きれいな白色をしていて、この出来は正直自分でも驚いているのですが、なんといってもこの穴だらけの状態が気になります。
一体、この穴を開けた正体は何だったのでしょうか。
大根に穴を開けた正体
虫食いの正体はおそらく「ナメクジ」だと思われます。
ナメクジは主に葉を食害するイメージがありますが、大根の本体も食害にあうこともあるようです。
ナメクジは口におろし金のような多数の歯のある舌を持っているので大根のような比較的硬い野菜でも簡単に食べることができるようです。
大根の虫害対策
ナメクジによる虫害の対策は、農薬を使用するトンネルを張る、大根の頭が土から出てきたら土寄せして隠すなど、ナメクジが直接大根に触れないようにをするのがいいのではないでしょうか。
とはいえ、なかなか立派な大根が収穫できたのではないでしょうか。